春休みに思う、公文式

春休みに入った。

小学校は11日間。公文、スイミング、野球でほぼ潰れる。
幼稚園は20日間。スイミングのみなので、ドラゼミと公園遊びで潰す。

長男は公文を幼稚園の年長の2月に始めた。

始めた理由は年長の夏休みまでアジアの発展途上国に住んでいたため、
日系幼稚園へ通っていたものの、どうもひらがなや

語彙力、読解力、怪しかったからだ。

 

「街や家の中で目にする文字が日本語でない」というのは
ひらがなを習得するにあたって、
ハンデがあるのだと次男をみて思った。
次男は3歳2か月で帰国したので、あっという間にひらがなを覚え、
絵本をたくさん読み、語彙力も読解力も自然とついているからだ。

 

そんな理由で始めた公文も教室を替え(前教室は先生が合わなかった)、

国語のみ→国語・算数→算数のみにしたり紆余曲折、

2年半が過ぎている。

CMのように「やっててヨカッタ公文式!」とは我が家では言えない。

笑えないし、むしろ嫌い。

公文は親子戦争の火種でもあり、泣いて、叱って乗り越えてきた。
長男には到底合っているとは思えない。
しかしながら、半年ほど先取りしながら、

文句言いながらも毎日やっているので、算数の理解度はまずまず。
やっていなければ勉強する習慣も身につかず、

強い反抗に私が折れて公園で遊びほうけるクラスで底辺の子だったに違いない。

我が家の場合は公文の一般的効果

「成績UP」や「どんどん先取り学習をしていく」を期待していない。

時には叱って、褒めてくれる親や学校の先生以外の大人の存在と

一緒に教材を学習する教室(空間・雰囲気)を体験させるために通わせている。

 

なので「公文ってどう?」と聞かれても答えようがない。

「やっててよかった公文式!」と笑って言える効果はいつ現れるのだろうか。